狭山養生鍼灸院

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肺の症状

風邪、慢性気管支炎、ぜんそく、肺気腫、間質性肺炎、肺線維症、等についての解説記事をご紹介しています。

「ぜん息と『お灸指圧教室』」

 本年度後期(10月〜3月)の『お灸指圧教室』を開きます。

 薬の回数が激減

 前回はC型肝炎にお灸や指圧がよく効く話をしましたが、今回はぜんそくの話です。Aさん(男性60代)は小児ぜんそくがそのまま続いた方で、60年間苦しんできました。昨年の教室に来られ、12月にぜんそくの話をしました。以来、主として指圧を続けられました。きちょうめんなAさんは、もっとも多く薬を使った10月を100%として、他の月の薬の使用回数をその割合で示し、グラフにして見せてくれました。今年の7月は0です。お灸や指圧の効果がいかに凄いかわかります。これは、あらゆる内臓疾患、自律神経失調症、ホルモン異常にもいえることなのです。しかも副作用は一切ありません。

  お灸は熱くない“八分灸”です。お灸も指圧も簡単な器具を使い、自分で自分の全身に実施できます。教室の日程は毎月、第2・4水曜・土曜の午前と午後の4コースがあり、1期は半年間で全10回です。案内書をお送りします。(異なるコースでの受講も可)

 

「ホームタウン」‘05年9月23日号 掲載
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「風邪とお灸 (1)」

 先日(平成16年10月10日)の日本経済新聞に、「風邪の大半に抗生物質は効果がない」という記事があり、抗生物質の乱用が耐性菌をつくり、本当に抗生物質が必要な時に効かないと警鐘が鳴らされています。細菌は抗生物質をよく取り込むので効果がありますが、ウィルスはこの取り込みが悪く、したがって効果があまりないのです。ところが、風邪の8割くらいがウィルス性なので、先のような記事になるのです。すると、風邪対策の基本は、十分な栄養をとり、室内の保温や湿度を十分に保ち、十分な睡眠をとる等になります。

 八分灸による予防が最良

 しかし、上はあまりに消極的な方法であり、もっと積極的なよい方法があります。それがずばり“お灸”です。お灸といっても私がお勧めするのは「熱くない・アトのつかない”八分灸“」ですから怖いものではありません。

  事実、がんこなセキやタンに悩まされ、いつまでも微熱が下がらないで困っている人が“八分灸”をすえると、こんなにもよく効くものかとびっくりされる方がほとんどです。

  けれども、もっともよい方法は、予防として日頃から“八分灸”をすえることです。そのために私は、診療のかたわら『お灸指圧教室』を開いて、自分ですえられるよう指導しています。また、背中にも自分ですえられるよう、簡単な、しかしすぐれたお灸器具を開発しました。関心のある方には案内書をお送りします。

  私自身、23年間、風邪をひいたことがありません。それは、いつも八分灸をすえて免疫力の増強につとめているからです。免疫力の増強、これについてまたお話をします。

「ホームタウン」‘04年10月22日号 掲載
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「風邪とお灸 (2)」

 風邪の治療や予防に八分灸が最高であるという話を、前回に続いてすることにします。八分灸は熱くなく、アトも全く残りません。怖いものではありません。八分灸が風邪によく効くのは、我々の免疫力を増強するからです。免疫力の増強効果について、原志免太郎博士の研究をその著書『灸法の医学的研究』から紹介しつつ説明しましょう。なお、原博士は、自らお灸をすえ続け、免疫力を増強して108歳まで長生きされ、男性の長寿日本一になられました。

 白血球の数が大幅に増える

 我々の免疫をつかさどるのは白血球です。白血球は大略、顆粒球・リンパ球・マクロファージから構成されています。顆粒球は細菌を処理し、リンパ球はウィルスや体内異物を処理します。マクロファージは、それらの活性化に役立ちます。原博士の実験は、男女5人の腰に、米粒の大きさの灸を7点に各7壮ずつ、6週間にわたりすえ続けたというものです(1壮とは1つの点に1回点火)。その結果、施灸直後から白血球数が増加し始め、その効果は、施灸中止後も19週間にわたり続きました。増加数は1000から2600個に達しました(通常4000〜8000)。ピークでは38%も増加しました。白血球間の比率は変化していません。つまり、顆粒球もリンパ球もともに増加しているのです。このことは細菌性の風邪にもウィルス性の風邪にも有効であることを示しています。だから、頑固な風邪に八分灸をすえるとすぐに治ってしまうのです。一言付け加えますと、八分灸は全灸より個々の刺激量が少ないので、たくさん灸点をつけ、たくさんすえることによって、全灸と同じ効果を獲得しています。

  お灸の免疫力増強作用は風邪のみならず、ガン予防をはじめあらゆる疾患予防に効果があります。

「ホームタウン」‘04年11月5日号 掲載
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